普段は夫であるグミ夫がゴミ出しの担当だけど、その日はたまたま私が出すことに。
一階のゴミ置き場に向かって歩いていると、前から何かが飛んできた。
なに?なんなの?
虫だ~!虫が飛んでくる~!
飛んでくる虫が調度私の顔の高さだったので、
咄嗟(とっさ)に私は条件反射で身体をよじって虫をよけた。
そしたら、なんと虫も私を避け方向を変え、よりによって私のオデコに激突~!
な、なんでこうなるのよ~
ちょうどその瞬間
なんでこのタイミングなの~
無限にある時間の中、なんで・・
神様もイジワルな事するのね。
み、見られた~
もっとも見られたくない瞬間だったのに。
動揺した私。
身体をよじったこの体勢のまま、挨拶した。
頑張ったね、私。
この女性も一応挨拶を返してくれた。
蚊の鳴くような小さな声で。
この女性は、私と一切目を合わせない。
早足で私の前を通り過ぎた。
この女性の気持ちもわかる。虫を避けてたなんて、絶対に気がつかないはず。
だって嫌よね。朝、身体を変な角度によじって挨拶する女がいたら。
その時の私、90度位は身体傾けてたと思う。
寝起きで咄嗟に、90度身体をよじる事が出来る私、凄い!
と思う事で、自分を慰めた。
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