見られたくない瞬間を見られた000

見られたくない瞬間を見られた001

普段は夫であるグミ夫がゴミ出しの担当だけど、その日はたまたま私が出すことに。

見られたくない瞬間を見られた002

一階のゴミ置き場に向かって歩いていると、前から何かが飛んできた。

見られたくない瞬間を見られた003

なに?なんなの?

見られたくない瞬間を見られた004

虫だ~!虫が飛んでくる~!

見られたくない瞬間を見られた005

飛んでくる虫が調度私の顔の高さだったので、

咄嗟(とっさ)に私は条件反射で身体をよじって虫をよけた。

見られたくない瞬間を見られた006

そしたら、なんと虫も私を避け方向を変え、よりによって私のオデコに激突~!

な、なんでこうなるのよ~

ちょうどその瞬間

見られたくない瞬間を見られた007

なんでこのタイミングなの~

無限にある時間の中、なんで・・

神様もイジワルな事するのね。

見られたくない瞬間を見られた008

み、見られた~

もっとも見られたくない瞬間だったのに。

動揺した私。

身体をよじったこの体勢のまま、挨拶した。

頑張ったね、私。

見られたくない瞬間を見られた009

この女性も一応挨拶を返してくれた。

蚊の鳴くような小さな声で。

見られたくない瞬間を見られた0010

この女性は、私と一切目を合わせない。

早足で私の前を通り過ぎた。

見られたくない瞬間を見られた0011

この女性の気持ちもわかる。虫を避けてたなんて、絶対に気がつかないはず。

だって嫌よね。朝、身体を変な角度によじって挨拶する女がいたら。

その時の私、90度位は身体傾けてたと思う。

寝起きで咄嗟に、90度身体をよじる事が出来る私、凄い!

と思う事で、自分を慰めた。

創作4コマ漫画の別ブログ↓やってます

はな漫べつ 創作漫画ブログ